河野(@tradesedori)です。
弊社では「グリップ理論」を使い、リピート販売に特化することで効率的に売上と利益を上げています。
多くのせどらーは、ブームが起こってから参入します。具体的には「この商品はプレ値で売れてる!」とツールなどで確認してから初めて動き出す。でも、グリップ理論では、ブームになった瞬間から販売を始めます。
ブームが起こった瞬間から販売を始めるのでライバルはほぼいません。そのため、高い価格で販売することができ利益もしっかり取れます。あとは、ライバルが増えるまでに一気に数をさばき、リピート数と利益を稼いでいきます。
「ライバルが増える前にリピート数を稼げるのは理想的だけど、ブームになる商品をどうやって見分けるの?」
そのような疑問が沸いてくると思いますが。実は、事前にブーム(プレ値)になる商品を予測するリサーチ方法があります。それを「ひょうこうリサーチ」と読んでいます。
この図をご覧ください。
多くのライバルは、ブームが起きて時間が経過して「プレ値」になっているのを確認してから仕入れを始めます。でも、その時点で「プレ値」に気づいたせどらーは数多くいます。同じことを考えていた場合、数日後FBAには大量の出品で溢れます。その先で待っているのは、相場の下げ合いでしょう。
私が推奨する「ひょうこうリサーチ」は、ブームの初動から波に乗るために、ブームが起きる1、2ヶ月前からリサーチを開始していきます。
ブームが起こる1、2ヶ月も前からリサーチを始めているライバルは、ほぼいないでしょうし。アマゾン在庫も切れていません。ポイントとしては「近い将来、ブームが起きてアマゾン在庫が切れるかも」という商品を探していきます。
「今」という時間軸でアマゾンの在庫切れ商品を探しているせどらーとは、リサーチの視点が全く違うということです。
予測しやすいブームの事例
とは言え。ブームを予測するにせよ、どこから手をつけていいのか分からない人も多いと思います。そこで、今までの経験から予測しやすく稼ぎやすいブームをいくつか紹介します。
・商品の発売日
・映画の公開
・人気ドラマ
・大物芸能人の引退(芸能ニュース)
・リアルで開催されるイベント
・季節家電
これらは、あらかじめ日時が決まっているので準備や仕込みがしやすいです。実際に私が過去にブームを使って稼いだ事例をこちらで紹介しています。
無料 or 低コストで使えるリサーチツール
・ツイッター
・ニュースサイト(chrome)
・テレビ(CM,あくまでブームの種を探す)
・雑誌
リサーチ後のチェックポイント
ひょうこうリサーチを使い「近い将来、ブームが来るかも」と思えるブームのタネを見つけたら、次は商品探しに移ります。ブームによって、アマゾン在庫が切れてプレ値になりそうなものをブックマーク。そして、定点観測をしていきます。
定点観測をする時のポイントは
1:ブックマークした商品のアマゾン在庫が切れていないか1日1回はチェック
2:アマゾン以外のショップの在庫が切れていないかもチェック
アマゾン以外のショップ。例えば、メディア系なら楽天ブックスやタワーレコードの在庫状況もチェックしていきましょう。
数年前までは、アマゾンの在庫が1番早く切れて、それに続いて他のショップの在庫が切れて行きました。が、近年は、他のショップの在庫が先に切れて、アマゾンの在庫が最後まで残っているパターンもあります。
他のショップ在庫が切れてしまうと、仕入れができなくなりますから。アマゾンだけでなく、それ以外のショップ在庫も合わせてチェックをしていきましょう。
リピート数を最大化させるせどり手法
ひょうこうリサーチを使って、ブームになりそうな商品を見つけたら。次は、リピート数を最大化させるための販売戦略を練っていきます。具体的には、
・どのタイミングでアクセルを踏んでリピート数を伸ばすのか?
・リピート数を伸ばすための最適な組み合わせはないか?
・予想に反して売れなかった場合、リカバリーは可能か?
など、リスク面も含めて、リピート数を最大化させるための販売戦略を立てるのですが。その販売戦略を立てる際に使うのが、デイトレせどりです。
次の記事では、具体的な手法も含めてデイトレせどりについて解説していきます。