河野(@tradesedori)です。
前回、ロングテール商品で稼ぐための販売戦略として「ブームにぶつける」について解説をしました。
ブームの関連商品に属するロングテール商品を販売すると、短期間のうちにポンポンと売れていきます。ぜひ、狙ってロングテール商品を販売していきましょう。
今回は、販売戦略の2つ目「販売シナリオを描く」について解説をしていきます。
販売戦略2:販売シナリオを描く
「販売シナリオ」は「ブームにぶつけるための逆算思考」と言い換えることもできます。
例えば、これから発売になる注目DVD(商品A)があったとしましょう。元々、注目を集めているので、発売日前後には、ライバルがどっと押し寄せてくるはずです。
そうなると、価格の下げ合いになり、思うような利益が出ません。そんな未来が見える商品をあなたは扱いますか?
では、ここで、もう少し視点を引いてみます。商品Aが発売された1〜2年後に、商品Aの続編に当たる商品Bが発売される可能性が高いとしたら・・・。
商品Bが発売される時のブームに、商品Aをぶつけることができるのではないでしょうか?
1〜2年後に商品Aを持ってるライバルがどれくらいいるか?私がオススメしている「希少性」のある商品なら、ほぼ誰も持っていないでしょう。
これから売れそうな商品でも、1〜2年後にはランキングが30,000〜50,000くらいまでは下がります。それでも、売れるだけの「材料」があるのか?
その「材料」が、今回の事例だと「商品Bの発売」になります。「商品B」が発売される頃には、「商品A」のランキングも急上昇しているはずです。
目ぼしい商品を見つけた時に、すぐに仕入れるのではなく。将来、ロングテールでも売れるような小さなブームが起きるのか?材料が出るか?をまずは予測。
そして、出来れば、この小さなブーム(材料)が何度も起きるのが理想です。小さなブームが起きた数だけ、ブームにぶつけられる回数も増えますから。
複数回のブームが起きると予測できたら、その段階から仕入れを始めて計画的に販売をしていきます。
販売シナリオを描くことのメリット
私は、面白そうな(稼げそうな)商品を見つけた時は、まず最初に「販売シナリオ」を描いて全体を俯瞰するようにしています。
多くのせどらーは「最初のブームの時に稼ぎたい」という短期目線でしか考えていないため、長期に渡る視点を持つだけで、ライバルと差別化できます。
この「販売シナリオ」を描くことによって
1:1つの商品を長期で販売できる
2:1年後、ライバルがいない状態で販売できる
2つのメリットがあります。
1:1つの商品を長期で販売できる
私が考える、最も効率の良いせどり・転売は「同じ商品(新品)を繰り返し売り続けること」です。
新品であれば、中古商品のような検品も必要ありません。売れたら補充する、ただこれを繰り返すだけ。そして、リピート販売できる商品の種類が増えれば、どんどんラクになっていきます。
シナリオを描き。将来、小さなブームが複数回起きそうな商品を扱うことで、この商品を長く販売することができます。
短期で売り切る商品ばかりだと、常に新規商品を探し続ける必要があります。が、販売シナリオを元にして、長期で売れる商品を揃えていけば、売上を底上げできるようになります。
売れたら新品商品を補充するだけなので、副業でせどりに取り組む人にはぴったりの方法です。ぜひ、ロングテールの販売を取り入れてください。
2:1年後、ライバルがいない状態で販売できる
「販売シナリオ」を描く2つ目のメリットは、ライバルがいない状態で販売できることです。
私の経験上、「希少性」のある商品を1年後まで持っているライバルせどらーは、ほぼいません。限りなくゼロに近いです。
試しに、アマゾンで発売から1年以上経っている「希少性」の高い商品をチェックしてみてください。そのほとんどが、誰も出品していないはずです。
これを逆手に取れば、ライバルがいない状態でブームにぶつけることができるので、高値で販売することができます。
結果、1商品で5,000円の利益。商品によっては、1点で10,000円以上の利益が上がることもあります。
販売シナリオの描き方
では「販売シナリオ」は、具体的にどのように描けば良いのか?
具体的に、これから起こるブームを事例に上げたほうが分かりやすいので。2021年に放送が決まったアニメ「鬼滅の刃」第2期をテーマに、「販売シナリオ」を解説した動画を作りました。
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